数珠は葬式以外のシーンでも使用できるものなのかについて紹介

一般的に数珠は、葬式に使用されるアイテムというイメージが浸透していますが、その他にも使えるシーンはあるのでしょうか。詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

お彼岸やお盆に使用可能

数珠は葬式だけではなく、お彼岸やお盆などのシーンで使用できます。実際に、お墓参りをするときに持参している人は多く、意外にも葬式以外でも活躍するアイテムであることが分かります。

数珠は経を読まれているときに使用して、手を合わせるというイメージが浸透しています。しかし、実際には経の有無に左右されず、参拝の時に利用できるものであると考えてよいでしょう。

使わない間は保存袋に

定期的に参拝する機会が無い場合は、保存袋に入れての保管を徹底してください。袋から出したままにすると、紐が劣化したり、玉の表面に傷がついたりする恐れがあります。

また、必要になったときすぐに取り出せるよう、仏具関連の物を保管するスペースを作りましょう。特に数珠は小物のため、無くしやすいという欠点があるため、忘れない場所に保管してください。

数珠の修理は自分でも行って問題ないものなのかについて紹介

数珠が破損してしまったとき、仏具屋に持って行くのが面倒なので、自分で修理したいと考える人は少なくないです。今回はそんなときに、自分で修理をしてもよいのかについて、詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

仏具屋への依頼がおすすめ

数珠の修理には、高度な技術が求められます。紐や房などを編んだり、玉に紐を通したりなど、細やかなスキルがないと直すことは不可能です。

このような対応ができるのは、十分な経験を積んでいる仏具屋だけと言えるでしょう。自分で無理に修理しようとせず、早めに仏具屋へ持って行ってください。

簡単なお手入れならOK

修理ではなく、簡単なお手入れ程度であれば、自分で行っても問題ありません。たとえば玉の表面に皮脂汚れなどが付いている場合は、柔らかい布で優しく拭きとりましょう。

技術を求められないお手入れなら、自分でも無理なく行えます。専門スキルが必須の修理については、仏具屋への依頼が推奨されることを覚えておいてください。

数珠をメンテナンスするのはどのタイミングがベストなのか紹介

数珠のメンテナンスは、具体的にどのタイミングで検討するとよいのか知っていますか。長く使用していくためにも、メンテナンスを行う時期を知っておくことが大切です。詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

5~10年が目安

どれほど大切に数珠を扱っていても、5~10年ほどで紐が傷んでしまいます。使用せずに保管し続けていた場合も同様なので、5~10年を目安にメンテナンスをしましょう。

メンテナンスをしておけば、長く使用できるようになるのはもちろん、次の世代に引き継ぐことも可能です。子供や孫などに、自分が使ってきた数珠を与えたい場合は、メンテナンスをしっかり行わなくてはなりません。

傷んでいる場合はすぐにでも

もし5~10年経過していなくても、傷んでいる場合はメンテナンス時期に関わらず持って行きましょう。たとえば紐が切れかかっている、緩くなっているなどの場合は、いつ壊れてもおかしくありません。

基本的には仏具屋へ持って行くことで、すぐに修理案内をしてもらえます。